首・頭部の症状

頭痛(片頭痛)

症状

ズキズキとした痛みが頭の片側または両側に生じます。
痛みにより吐き気やおう吐を引き起こすこともあり、女性に多いと言われています。
原因としてはストレスや血行障害、睡眠不足と言われていますが
はっきりとした原因はわかっていません。

改善方法

血行不良や眼精疲労に効果的な施術を行うことで、
症状の軽減や頻度が減るなどの効果を実感していただくお客様が多くいらっしゃいます。

また日常生活でもストレスをためないようにリフレッシュ時間を作ったり、
規則正しい生活を行い睡眠時間を確保したりすることも大切です。

眼精疲労

症状

パソコンやスマートフォンなど目を長時間使いすぎることで
目や全身に疲労感を感じる状態のことを言います。

疲労感の他、痛みや充血、痙攣などの症状が見受けられることもあり、
ひどい場合には肩こりや頭痛などの全身の症状に繋がることもあります。

改善方法

原因となる目を酷使する行動をやめることが大切です。
お仕事などでPCの使用時間を減らすことが難しい方は、
目に負担をかけないような眼鏡をかけたり、ビタミン剤の含まれた目薬なども効果的です。
また眼の周りの筋肉をほぐして緩める施術も併せて行っていきます。

顎関節症

症状

あごの痛みやあごを動かした時に音がするといった症状が起こります。
また口がうまく開かなくなる方もいらっしゃいます。
原因として歯のかみ合わせが合わない場合やくいしばり、
またストレスによる筋肉の緊張など様々な要因が考えられます。

改善方法

症状を引き起こしている要因によって対処方法は変わってきます。
かみ合わせによるものの場合には、かみ合わせを治すことが改善の近道となります。
ストレスなどによる筋肉の緊張が原因の場合には、
顎周りの筋肉をほぐし緊張を緩和させるようなストレッチや施術を行います。

ストレートネック

症状

通常、首はアーチ状になっていますが長時間うつむいたり、
姿勢が悪い状態で長時間座っていることで首の骨が真っすぐに
なってしまっている状態を言います。

最近ではスマートフォンの使用によりストレートネックを発症する方が増えています。
ストレートネックは首や肩、背中などのコリの他、頭痛やめまいを引き起こすこともあります。

改善方法

ストレッチや施術により首や背中周りの筋肉をほぐすことで症状の緩和が期待できます。
また予防として、スマートフォンの長時間の使用を避けたり、姿勢を正して座ることが大切です。
正しい姿勢についてもnatureでご説明させていただきますので日常でキープできるように心がけましょう。

上半身の症状

胸郭出口症候群

症状

肩や腕に痛みや痺れが出たり、腕の力が入りにくくなる症状が生じます。
首から鎖骨、腕にかけて通っている「腕神経叢」という神経の束と
鎖骨下動静脈が圧迫されることが原因です。
主に、なで肩・猫背の人や日常や仕事で腕を上げる姿勢を多くする人がなりやすいと言われています。

改善方法

痛みが生じる姿勢を知り、その姿勢を避けることが必要です。
またストレッチも効果的なため、施術と合わせて行うことで症状が緩和される方もいらっしゃいます。

五十肩

症状

40~50代によく起こる症状で、肩に痛みや違和感を生じたり、
肩の可動域が狭くなったりします。

症状が軽度だからと放置してしまうと改善が困難になるほど悪化することもございます。
肩を動かしすぎたり、逆に動かさなすぎたりすることが原因の1つです。

改善方法

軽度の場合にはストレッチや運動などで肩関節の緊張を
ほぐしてあげる事が効果的です。

重度の場合には少し動かしただけで痛みがでてしまいますので、
ゆっくり時間をかけて施術を行い軽度の状態に改善させていく必要があります。

上腕二頭筋腱炎

症状

症状は五十肩と似ていて、
腕を掲げたり物を持ち上げたりした時に肩に痛みが生じます。

肩と力こぶにある上腕前部の結節間溝と呼ばれる上腕二頭筋腱が
収まる部分で炎症が起きたことが原因です。
安静にしている時は症状はなく、動かして筋肉が収縮したときに痛みが生じます。

改善方法

上腕二頭筋(力こぶ部分)をストレッチや施術でしっかりと緩めたり、
冷却したりすることが効果的です。

また腕を上げる作業や無理な捻りの入った作業など原因となった動作を行わないように心がけることが大切です。

外側上顆炎(テニス肘)

症状

タオルを絞る動作やペットボトルのフタを開ける動作など前腕を
外側に向ける動きをした時に肘に痛みが生じる炎症です。

テニスでラケットを振る時に使用する筋肉のため、
趣味でテニスをしている人に生じやすいことからテニス肘と呼ばれています。

改善方法

炎症を鎮めるために冷却や、
炎症している部位を刺激しないようにストレッチなどで筋肉を緩めます。

また炎症を起こす動作を行わないよう、意識的に患部を動かさないようにするほか、
テーピングなどで固定を行いできるだけ筋肉が収縮しないようにする場合もあります。

内側上顆炎(野球肘)

症状

症状は外側上顆炎(テニス肘)と同様で、部位が肘の内側に起こります。
小学生などの成長期に野球をやっている時に起こりやすいことから野球肘と呼ばれています。
肘を伸ばしたり曲げたりした時に痛くなり、重度の場合は動かせなくなることもあります。

改善方法

テニス肘と同様の炎症のため、
改善方法は同じで冷却やストレッチなどによる筋肉の緩和を行います。

重度になると手術が必要になることもあるので、痛みが生じた場合は早めに対処することが大切です。

肋間神経痛

症状

肋間神経痛とは疾患ではなく、
肋骨と肋骨の間に存在する神経が痛む症状のことを言います。

痛みとしては「ピリピリ」や「ジクジク」など人によって様々な症状が生じます。
部位としては背中や脇腹、胸辺りなどに痛みが現れます。

改善方法

精神的なストレスまたは脊柱周りの筋肉の張りが原因と言われています。
そのため、脊柱周りの筋肉を緩め血のめぐりをよくしていく施術を行う他、食生活を改めたり
規則正しい生活を行うことでストレスを軽減させることが症状の軽減に繋がります。

下半身の症状

変形性膝関節

症状

加齢や筋肉量の低下により膝の関節部分にある軟骨がすり減り、痛みが生じます。
軽度の場合には歩き始めや階段の上り下りの際に痛みがあっても、
しばらくすると改善しますが、段々悪化していくと痛みが続くようになり歩行や
座ることが困難になります。

改善方法

膝に負担がかかることでより軟骨がすり減り痛みが強くなっている状態のため、
膝周りの筋肉も緊張しています。

そのため、筋肉をほぐす施術をまずは行い患部を緩めて行きます。
また痛みで動かさなくなったことで固まった関節部分もストレッチを行い可動域を広げます。

肉離れ

症状

スポーツなどの運動時に急な動きをしたことにより筋収縮が強く起こり、
部分的に筋繊維が切れ痛みが生じることを肉離れ(挫傷)と言います。

強い痛みのため、歩行が困難になることもあります。
「ブチっ」と筋繊維が切れる音を感じることもあり、
患部には腫れや陥没しているような症状が見受けられます。

改善方法

患部をしっかりと冷却をし、できるだけ切れてしまった筋繊維を近づけて、筋繊維の修復を図ります。
軽度の場合には冷却しそのままにしておけば治ってしまうこともありますが、強い痛みがある場合など
症状が重い場合には放置せずに適切な処置を行わないと患部がしこりのように硬くなってしまったり、
筋繊維が弱くなり切れやすくなってしまったりしますので、自己判断はせずに専門機関に相談するようにしましょう。

足底筋膜炎

症状

足の踵から指の付け根にかけて存在する足底腱膜に
炎症が起きることにより痛みが生じます。

体重を踵にかけたり、朝起きて床に足をつけた時に痛んだり違和感を感じたりします。
放置していると足を軽く地面に触れただけで激しい痛み生じるようになります。

改善方法

まずは炎症が起きている部分を冷却し、
次に下腿のふくらはぎから内側アーチにかけてをストレッチなどで緩ませます。

また足を酷使していることが原因となりますため、靴などにインソールを入れ負担をかけないようにすることが大切です。
早い処置が重要になりますので我慢せずに痛みや違和感を生じたら早めにご相談下さい。

脊柱管狭窄症

症状

50~70代の方に多く見られる症状で、加齢によって背骨、
椎間板、黄色靭帯などが変形し、脊柱管を圧迫することで
下肢に神経性の痛みや違和感、筋力低下などの症状が起こります。

歩行時にびっこをひいてしまったり、安静にしている時にも痛みが生じる方もいらっしゃします。

改善方法

症状の原因となっている部分の筋肉や関節、
靭帯などに緩みをだしていくことが大切です。

こちらはすぐに改善するものではなく長期的に施術を行っていく必要があります。
自力で何とか改善しようとストレッチを行う方もいらっしゃいますが、
やり方によっては悪化させてしまうこともありますので、無理はせずまずはご相談いただければと思います。

骨盤矯正・調整

症状

骨盤のバランスや開きが気になっている方はいらっしゃいませんか?
骨盤のバランスが偏ってしまうとプロポーションの歪みはもちろん、腸機能に影響がでてしまったりと
様々な不調に繋がってって参りますので、気になる方は骨盤調整がおすすめです。

改善方法

まずは骨盤の状態を確認し、左右の歪みを整える施術を行います。
また筋肉量なども確認して、歪みを整えたり、
骨盤バランスを維持するために効果的なストレッチや筋トレ方法などをレクチャーいたします。

腰痛

症状

腰痛は「慢性腰痛」と「急性腰痛」に分けられます。
慢性腰痛は運動不足や無理な体勢を長時間しつづけることにより、
筋肉が血行不良を起こし、違和感や痛みを持続的に引き起こすものを指します。
急性腰痛はよく聞く「ぎっくり腰」のことで腰の筋肉が肉離れを起こし、
急に体を動かした時に強み痛みが生じます。

改善方法

慢性腰痛の場合は、施術により関節の調整を行い、ストレッチ指導を行っていきます。
急性腰痛は、施術はできる範囲で行い、炎症がある箇所を冷却していきます。
どちらの場合にも、毎日の過ごし方が大切になってきますので、
気を付けるべきこと等をしっかりとお伝えさせていただきます。

椎間板ヘルニア(腰部)

症状

脊柱を形成する椎体と椎体のクッションの役割をする椎間板の中にある髄核が、
移動することで椎間板が変形し、神経を触ってしまうことで
痛みやしびれなどの症状が生じます。

ふとももやふくらはぎ、足先がしびれて歩きづらい方や腰が貼っていて痛みを感じる方は、
椎間板ヘルニアの可能性も考えられます。

改善方法

まずは腰椎のどの部分でヘルニアが起きているかを調べます。
主に整形外科などで撮った画像を元に診断していきます。
原因箇所が確認できたら、神経を触ってしまっている部分に繋がる筋肉や関節を緩めたり牽引したりしていきますが、
こちらは短期間ではなく、ある程度の期間をかけて徐々に回復していくイメージになります。