このところの物価の上昇から、会社へ手作りのお弁当を持参するのがまた ブームになりつつあるようです。
さて、そうするとこれからの時期に怖いのが、やっぱり「食中毒」です。 近年の日本の夏の暑さは半端じゃありませんから、作り慣れている方もこ れからチャレンジしてみようかなという方も、食中毒予防についてこの機 会におさらいしてみましょう!
まず大事なのは「素手で触らない」ことです。どんなに丁寧に手を洗っても、完全に滅菌することはで きません。料理用の使い捨て手袋を使って調理をし、おかずは清潔な菜箸やピンセットを使って詰めて 下さい。 そしておかず類は「しっかり加熱」して、それから「良く冷ます」ことが大切です。
加熱をして殺菌し、 なるべく早く冷ますことで菌の繁殖を防ぎやすくなります。
保冷剤を敷いた金属製のバットなどの上に のせ、扇風機などで風を送り素早く冷ますのがおススメです。
冷ますことで蒸気も出なくなりますから
食中毒予防の大敵「高湿度」も防ぐことができますよ。 家で作る冷凍おかずなども流行っていますね。
市販の冷凍食品のように、 冷凍したままお弁当に入れられる!とうたったものもあります。
とても便 利ですし、冷凍なら食中毒になりにくそう!
と思ってしまいますが、市販 の冷凍食品とは殺菌の徹底度合いが違いますので、お弁当に入れる前には
必ず加熱し直し殺菌してから冷まして入れるようにしましょう。
お弁当箱はキッチン用のアルコールスプレーやお酢で拭いて殺菌しておきましょう。ランチバッグに保 冷剤を入れておくのも忘れずに!しっかり守って安全に、楽しく美味しく節約してくださいね。