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果物の糖分知ってる?

柑橘類が美味しかった季節が終わり、ビワやサクランボなど初夏の果物が 並びだす頃合いですね。
新しい季節の甘味を楽しみにしている方も、たくさ んいらっしゃるのではないでしょうか。
ところで、果物には「冷やした方が甘い果物」と「常温の方が甘い果物」が あるのをご存知でしたか? 冷やした方が甘いのはいわゆる「果糖」が主 になっている果物。果糖は高温になると甘味が減少する性質があります。
代表的な果物はぶどう、りんご、キウイ、サクランボ、梨、ブルーベリーなど。また、果糖には血糖値が上 がりにくいという特徴があります。その分満腹感も得られにくいので、食べすぎに注意が必要です。「ブ ドウ糖」や「ショ糖」の1.2~1.7倍ほどの甘さがあるんですよ。
常温の方が甘いのは「ブドウ糖」や「ショ糖(砂糖)」が主となっている果物です。「ブドウ糖」や「ショ 糖」は温度によって甘味が事変化しませんので、冷やす必要がありません。変化しないのなら冷やしても いいのでは?と思うかもしれませんが、冷やすと人間側の問題で甘味を感じにくくなるので常温がおススメとされています。
ただし、体温とある程度の温度差がある方が美味し く感じるそうなので、夏などは軽く冷やした方が良いそうですよ。こち らの代表的な果物はマンゴー、オレンジ、パイナップル、桃、メロン、 苺などです。ブドウ糖は素早く体に吸収されるため、血糖値が上がりや すく、すぐ使えるエネルギー源として優秀です。ショ糖はブドウ糖と果 糖がくっついたもので、一旦消化して2つを切り離す必要があるので吸 収に少し時間がかかります。